不倫の慰謝料、いくら請求できる？状況別の目安と裁判例

こんにちは、女探偵わかです。
「不倫が発覚した。でも、慰謝料って実際いくら請求できるの？」
そんな疑問を抱えている方のために、今回は 不倫の慰謝料相場について、状況別の目安や裁判例を交えて解説していきます。

さらに、調査結果をどう活用するか、探偵としてできるサポートや、弁護士・行政書士との連携についても詳しくお話します。

■ 不倫慰謝料とは？

まず、「不倫の慰謝料」とは、民法上の不法行為（貞操権の侵害）に基づき、配偶者と不倫相手の両方に請求できる損害賠償金です。

これは必ずしも「離婚する場合」に限った話ではなく、
「離婚せずに夫婦関係を継続する」場合でも、慰謝料を請求することが可能です。

不倫の慰謝料は法律で金額が決まっているわけではありません。
実際の金額は状況に応じて異なり、次のような要素が影響します。

要素	内容
婚姻期間	長いほど慰謝料は高くなる傾向（例：10年以上）
子どもの有無	子ありの方が高額になりやすい
離婚の有無	離婚する場合は高く、継続ならやや低め
不倫期間	長期間に及ぶほど高額に
相手の反省・態度	誠意がない場合や隠蔽があった場合に加算されることも
証拠の有無	写真・動画・LINE記録・探偵の調査報告書など

女探偵わかにご相談いただいた方の中には、以下のようなケースがありました。

● 福岡県福岡市のご依頼者様（40代女性）
ご結婚15年目、夫の態度に違和感を覚え調査をご依頼。結果、特定の相手との関係が発覚し、その後は専門家と連携しながら離婚に向けて準備されました。最終的に約250万円の慰謝料を受け取ることができたとのご報告をいただいています。

● 長崎県佐世保市のご依頼者様（30代女性）
浮気が疑われる夫の調査を実施し、半年程度の不貞関係を確認。お子さんのことも考え、離婚せず関係修復を選択されましたが、相手女性から慰謝料として80万円の示談成立に至ったとご連絡がありました。

佐賀県鳥栖市のケース
結婚5年目のご夫婦。不倫相手がすぐに関係を認め謝罪し、自ら慰謝料50万円を支払うことで示談が成立。
このケースでは、被害者側が「今後、同じことがないように」という警告の意味も含めて請求した。

※慰謝料額はあくまで一例であり、婚姻年数や不貞期間、証拠の有無、相手の態度などにより異なります。