浮気調査はしても、離婚しない選択もある——依頼者のその後の人生
こんにちは、女探偵わかです。
浮気調査を依頼される方の中には、「調査の結果次第で離婚を考えています」とおっしゃる方もいれば、
「離婚はまだ決めていないけど、まずは真実を知りたい」という方も多くいらっしゃいます。
探偵と聞くと、「離婚前提で動く人が行く場所」というイメージをお持ちかもしれませんが、実際には違います。
浮気調査=離婚、ではないのです。
今回は、調査の結果、離婚という選択をしなかったある女性依頼者の実例を通じて、
浮気後の人生にはさまざまな形があるということをお伝えしたいと思います。
目次
◆ ご依頼者のプロフィール:佐賀県鳥栖市在住・Hさん(40代・女性)
Hさんは、佐賀県鳥栖市にお住まいの40代の女性。
ご主人とは高校時代からの付き合いで、結婚生活は20年を超えていました。
お子さんは大学生と高校生のお二人。表面的にはとても“円満な家庭”に見えていたといいます。
しかし、ある時から夫の様子に変化が現れます。
・会話が減った
・急に見た目を気にし始めた
・土日の外出が増えた
「女の勘かもしれないけど、何かが違う」
そう感じたHさんは、ネットで探偵事務所を調べ、「女探偵わか」にご相談いただきました。
◆ 目的は「離婚」ではなく「真実を知ること」
初回のカウンセリング時、Hさんは涙を流しながらこうおっしゃいました。
「離婚したいわけじゃないんです。ただ、騙され続けるのが辛いんです」
「本当のことが知りたい。嘘の上に生活したくない」
Hさんのように、「決断の前にまずは事実を知りたい」という気持ちでご相談に来られる方は少なくありません。
私たちはHさんの思いを受け止め、2週間にわたる素行調査を実施。
調査の結果、週末の外出先は“男友達”ではなく、福岡県久留米市内のカフェで女性と会っていることが判明。
その後、同じ女性とホテルに入る様子も確認されました。
しっかりと証拠を押さえたうえで、私たちは報告書と共にHさんに状況をお伝えしました。
◆ Hさんの選択:「許せないけど、手放したくもない」
調査報告を見たHさんは、深く息を吐き、しばらく沈黙しました。
「やっぱり…そうですよね。でも、思っていたより冷静でいられます」
私たちは、Hさんがパートナーと向き合う準備ができていると感じました。
そこで、弁護士との連携や、夫婦再構築に向けたカウンセリング支援の可能性もご提案しました。
数日後、Hさんはご主人と話し合いの場を持ち、浮気を認めさせました。
夫は深く謝罪し、「本気ではなかった」「家族を失いたくない」と涙ながらに訴えたといいます。
Hさんの決断はこうでした。
「今すぐに離婚はしません。もう一度だけチャンスをあげようと思います。
でも、条件を付けます。嘘はもう一切許さない、と。」
◆ 再構築に向けて動き出す
Hさんは以下の条件を夫に提示しました。
・女性との関係を完全に断ち、LINEや連絡手段をすべて削除
・行動を共有する(休日の予定を明示・家族で過ごす時間を増やす)
・夫婦カウンセリングに一緒に参加する
・今後浮気が再発した場合は即離婚とする旨の誓約書を作成
このように、「事実を見たうえで、再構築を選ぶ」という強い意志を持ったHさんの姿勢は、
とても立派なものでした。
◆ その後のHさんの変化
調査から3ヶ月後、Hさんから連絡をいただきました。
「家族の時間が増えました。夫の顔色ばかりうかがう生活ではなくなりました」
「あのとき、調査して本当によかったです。
知らなければ、ずっと不安の中で生きていたと思います」
Hさんは今、ご自身のペースでご主人との関係を見つめ直しながら、
お子さんの進学やご自身の趣味(パン教室など)にも力を入れているとのこと。
◆ 「離婚しない=我慢」ではない
浮気されたのに離婚しないと、「許したの?」「甘いんじゃないの?」という声が聞こえてくることもあるでしょう。
でも、他人がどうこう言うことではありません。
離婚を選ぶ人も、再構築を選ぶ人も、
そこに至るまでに何度も葛藤し、悩み、涙を流して決めているのです。
Hさんのように、「離婚しない」という選択をした人も、
「自分の人生を自分で決めた」立派な決断をした人なのです。
◆ 探偵=離婚の道具ではありません
女探偵わかは、離婚を促すことを目的にはしていません。
・本当のことを知りたい
・もう一度向き合うための材料が欲しい
・嘘のない生活に戻りたい
そんな方の味方です。
ご希望があれば、弁護士・行政書士との連携による誓約書作成や、話し合いの場への立ち合いも行っております。
◆ 関連記事
・パートナーの浮気調査を依頼した方が語る“相談してよかった理由”
◆ 最後に:あなたの選択を、尊重します
パートナーの裏切りに直面した時、どうすべきか答えは一つではありません。
大切なのは、「自分が納得できる選択」をすること。
そして、そのためには“事実”を知ることが何よりも重要です。
悩みの大きさに比べて、行動の第一歩はほんの少しの勇気で踏み出せます。
あなたのその一歩を、私たちは全力でサポートします。
